Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

livre

今週のお題「わたしの本棚」ーーー海を渡ったダンボール10箱の本たち・・・と?

中学や高校の夏休みは、たいてい図書館に「住んで」いた。文字通り、本が、紙が、書かれた字や文章が、大好きだった。空間に埋もれているだけで、幸せだった。 18歳までにすべての戸棚を読み尽くさなければ手遅れーーーそんな気がしていた。未来は永遠に開か…

フランス美食ガイド「ゴー・ミヨ」日本版発刊へ

フランスで「ミシュラン」と並ぶレストラン格付け本「ゴー・ミヨ」が12月3日に発刊予定。先日フランス大使館でプレス発表が行われました。 世界15カ国目の発行で、日本版は初。 年末の発刊に向けて東京都と北陸3県の飲食店400店をランク付けして掲載すると…

フィナンシェじゃだめだったんですか、プルーストさん(1)

「私は無意識に、紅茶に浸してやわらかくなった一切れのマドレーヌごと、ひと匙のお茶をすくって口に持っていった」(鈴木道彦訳・集英社) マルセル・プルーストの長編「失われた時を求めて」。かの村上さんも挫折したとおっしゃるこの小説、読み終えた人間…

ムラカミ氏フランスでの『村上さんのところ』評 Murakami s'improvise sexologue en ligne 

先日フランスの新聞(電子版)フィガロをみていたら、はてなブログ『むらかみさんのところ』が文化欄に取り上げられていました。 Murakami s'improvise sexologue en ligne Murakami s'improvise sexologue en ligne Murakami s'improvise sexologue en lign…

ラストチャンス!キンドル本「洋ナシとチーズの間」折川朋子 無料キャンペーン 1月25日(土)17時から26日(日)16時59分まで 

最終回!キンドル著者本無料キャンペーン 1月25日(土)17時から26日(日)16時59分まで こんにちわ、kotorioです。パリの寮の前にはなぜか冬桜が満開です。先日抜歯したところが、過去経験がないほど腫れ上がって、片頬だけ、おたふく風邪の子みたいに…

『洋ナシとチーズの間』折川朋子 キンドル無料キャンペーン1月17日(土)17時から18日(日)16時59分まで

第3回キンドル著者本無料キャンペーン 1月16日(土)17時から17日(日)16時59分まで 当ブログの2014年4月~5月、フランス・パリに関するエッセイの中から42本厳選、加筆修正し一気にまとめたものです。マニアックなスポ根エッセイ『ダンス・ダンス・ダン…

マルシェ・レピュブリック 1・11、出陣前の朝/現場パリより(4) &『洋ナシとチーズの間』パリエッセイ_折川朋子 12日月曜(祝)17時までキンドル無料中

パリの歴史的な一日となるかも知れない今日、1・11。じぶんという人間が、この国の歴史の上に一人の異邦人として存在することの意味を、一瞬一瞬、想っています。 朝のダンスクラスを終え、もうすぐマルシェ・レピュブリックに出かけます。午前はパリはす…

4日(日)17時から好評開催中!キンドル著書無料キャンペーン/パリエッセイ『洋ナシとチーズの間』折川朋子

1月4日の17時ジャストから24時間、パリエッセイ『洋ナシとチーズの間』が一日のみ無料開催中です。新年初勤務日前の日曜夕方からという難しい時間帯ではありますが、月曜朝の通勤電車の中で等々、ヨロシクお願い致します。 全5日間まで設定できる著者によ…

誕生日記念 30日、31日著書2冊の無料キャンペーン実施!

タイガーウッズと開高健と同じ誕生日です。 (突っ込まれそう。。。だからナニって・笑) というわけで、キンドル本2冊、無料日を設定しました。年末だからじゃないよ。、まず12月30日は第一弾、エッセイ『Entre la poire et le fromage 洋ナシとチーズの間…

The Valley of Fear 『恐怖の谷』 男のすぐれた物語

すっかり忘れていた。今月はホームズ月間を掲げていたのに「出版祭り」になってしまった。昨日やっと出版を済ませ本日燃え尽き症候群状態。昨夜はダンスに行ったけれど寒くて眠れず夜中何度も目が覚める。おかげで今朝はla grasse matinée(グラスマチネ=朝…

パリのダンスエッセイ:『Danse Danse Danse!』 出版後の心境変化

パリのダンスエッセイ本『DanseDanse Danse!』出版をした。やっと重い荷物を手放すことができた。その後訪れた、不思議な心境の変化について。 本の中では「何も変わらない」と述べた。確かに一つの区切りには違いない。でもそれはあくまで「一つの季節」の…

本日出版:『Danse Danse Danse !: Portrait de Paris2014』 [Kindle版] (ダンス・ダンス・ダンス!)

3冊目、パリ『ダンス』エッセイ集 『Danse Danse Danse !: Portrait de Paris2014』 [Kindle版] (ダンス・ダンス・ダンス!/パリのポートレート2014) 本日アマゾンキンドルにて出版。無料お試しページは表紙と目次程度かと思ったら、原稿用紙にして渾身2…

歴史的・究極のミニマリスト

『ミニマリスト』という生き方が話題らしい。そんなこと言ったら、歴史上究極のミニマリストは『ドリトル先生』じゃないですかねぇ。ドリトル先生シリーズ - Wikipedia ジョン・ドリトル(John Dolittle)はロフティングさんという、20世紀にアメリカで活躍…

次作品『Dance Dance Dance!』 

「パリのダンス」で丸一日、原稿を書いて過ごした。 と言っても、当ブログの過去エッセイをもとに再構成。2014年春先から、ひと夏のパリダンス事情/ダンスエッセイが中心。はっきり言ってこのブログでは、ノーベル文学賞のモディアノさんより、ダンサー:ヤ…

Le prix Nobel de littérature2014前夜のフランス報道

ほこりをかぶってベッドの下に眠っている本たちを両手紙袋に一杯に抱えてパリ中央にある古本屋へと向かってしまった。日本にいた時から、時々この発作がやってくるのだが海外では極力抑えていた。 出てきた時、全部で7万円もした船便・段ボール10箱は、1箱…

来たよ――kindle、ニューモデル! 

本日フランスアマゾンよりキンドル最新版(廉価版とも言う――)が到着。 過度な期待はしないようにしていたから、大きさ、ディスプレイ、軽さ、だいたいこんなもんだろう、という想像範囲内。最近は使っていなかったとは言え、iPadミニの画面の美しさに一時期…

kindleプロモ用HPを作ってみた!崖っぷちの月曜

kindle出版してもプロモを行わなくては新刊の洪水にただ埋もれ、3秒後には露と消える世界。独自でやってきたはいいが、引き続き自らフォローし走り続けなければ、存在は無に等しい。このブログはそもそもそういった目的ではないので、告知にも限界がある。 …

Kindle出版第2弾!エッセイ『Entre la poire et le fromage 洋ナシとチーズの間』

ついに出ました!Kindle出版第2弾!エッセイ『Entre la poire et le fromage 洋ナシとチーズの間』当ブログの2014年4月~5月、フランス・パリに関するエッセイの中から42本厳選、加筆修正し一気にまとめたものです。 2014年10月3日発売 当ブログはもともと…

PicasaフォトビューアでKindle表紙作り

ようやくKindle2冊目が仕上がりました。今回はパリ滞在エッセイ集です。現在プレビュー段階なので、発売後、改めて告知を。 表紙作りで私を助けてくれた「神」ツール『Picasa』フォトビューア。 操作は意外と簡単で、加工、文字入れ、アップロードまで。こ…

シャーロック・ホームズ『唇のねじれた男』(コナンドイル著) 翻訳&解説 kindle出版しました

BBCシャーロック3-3(最終話)冒頭は、正典『唇のねじれた男』が元ネタになっていることは記事【その1】で取り上げた通り。 SHERLOCK/シャーロック3-3 His last vow 『最後の誓い』感想その1 シャーロックの決意 - Entre poire et fromage 9月27日にkin…

グーグルロゴ 9月9日はトルストイ!/ホームズクイズ

今日のGoogleロゴ/2014年9月9日は、レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ/Лев Николаевич Толстой/Lev Nikolayevich Tolstoy(1828年9月9日−1910年11月20日)の生誕186周年。何度も言うけれど、日本ではだいたい偉人の「命日」で偲ぶけれど海外では生まれた…

昔の本が色あせて見える時

昨日ふとNYのジャーナリストであり作家であるPete Hamill(ピート・ハミル;1935年生まれ)のエッセイを読んでいた。――ぬるい。最初にこの人を読んだのは20代のはじめ。私がジャーナリストになる前の大学院生だった頃のこと。「人生って悪くない」「街に生き…

The Summing Up:サミング・アップ!

『劇作家としても小説家としても成功した64歳のサマセット・モームが、生涯を締めくくるような気持ちで書きあげた回想的エッセイ集』。といっても、本人はその後、91歳まで長生きしたし、その後、バリバリ人生の妙をつくような短編も書きまくった。巨匠、こ…

哀しみと、哀しみよりもっと苦いもの

以前紹介したポーランドの作家、オルガ・トカルチュク『昼の家、夜の家』より Book『House of Day, House of Night /昼の家、夜の家』 オルガ・トカルチュク Olga Tokarczuk - Entre la poire et le fromage 〈哀しみと、哀しみよりももっと苦いもの〉の章…

juillet(ジュイエ)2014/フランスの7月を開けた本

フランス語で「7月」はjuillet(ジュイエ)、ユリウス暦のJulius Caesar(ユリウス・カエサル)にちなんだ名称で各国呼ばれているらしい。先週バレエのクラスで、大のベテラン教師が「キャト~ズ・ジュイエ~」「キャト~ズ・ジュイエ~」と大声で叫んでい…

Un message impérial 『皇帝の使者』 カフカ短編/仏語版

原題はフランツ・カフカの『Eine Kaiserliche Botschaft』(1919)寓話集、たぶんページにしたら2ページぐらいで収まってしまう、さくっとした短編である。 必要があって、というか急に思い立って、これを読み直すことにした。と言っても、日本語版も持って…

mort/死  私が小説を書く時 

私が小説を書く時、いつも『mort/死』のことを考える。 いつも、と言っても、現実の秒とか分単位で言えば、それは次のフレーズに持ってくるフロマージュの種類であったり、クロアチア沿岸へ渡る船の時刻であったり、主人公の兄の前職であったりと様々なわけ…