Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

スウィートなサッカーボール/W杯でなくスペインの・・・

 世界で最も甘く、最も小さく、そして値段も手ごろかと思われる、全ての子供(大人も)に愛されるサッカーボールを、パリのスーマーマルシェで発見した。もちろん皆さんもよく知っている。

 16個入りで特価価格で2.18ユーロ。普段でも3ユーロはしないと思う。ただし試合時間は長くて30分(公式発表)、気が短ければはなっからガリガリとPK勝負して2分30秒。Mais,attantion!(ただし、注意してね!)そのボールには、白く細い棒がついている。あなたが、手で持てるように。私はそれをずっとずっと、長いこと、「アメリカ産」だと思っていた。しかしついに、それが大間違いであることが発覚した。まぎれもなくそれは欧州・スペインはバルセロナ産。サッカーと切っても切り離せない縁であったことを、今さらながらに知ったのはつい最近のこと。

 パリのスーパー(カルフール、モノプリ、フランプリ、G20、どこでもいい)のお菓子売り場。チョコはチーズ並みにこれでもかというぐらい豊富にあるけれど、キャンデー(bonbonという)の種類が極端に少ない。そして、決して安くない。むしろHARIBO(ハリボー:ドイツ製菓会社、世界最大級のグミ製造)のクマさんたちのほうが堂々と居座っており、キャンデーは所在なさげに、申し訳程度に置かれている。スイスのハーブキャンデーが少量なのに日本とそんなに変わらない値段で売られているのにぎょっとする。同じ値段でバゲットが3.5本ぐらい買えて、あと水があればとりあえず3日は生き延びられそうな。こちらの人は「キャンデー=お菓子」という概念があまりないのかも知れない。

 そんな中、必ず彼ら、16メンバーは存在している。胸を張って、華やかな色彩のぐるぐる巻きのユニフォームを着て。その原型は、何でもサルバドール・ダリ大先生がデザインしたとか。これはスペインでは常識らしい。日本で言うなら「トンネル越えたらそこ、雪国だったんだよねぇ」ぐらい、いちおうみんな、知ってるらしい。

 棒付きキャンデー。日本ではたしか42円。そう「チュパチャップス」(chupa chups)、なぜかフランスで販売されているのは、16本袋入りである。この袋を見ないスーパーはない。

 そもそもなぜチュパチャップスか。最初はほんとうに「ボール」が、口の中に入る様子が「ゴール」みたいで、GOLと名付けられたんだそうな。ところがそれがうまくいかず、結局素直に「なめろ」という「チュップ」を使うことになった。商品が広まったのは、FCバルセロナを率いていた「空飛ぶオランダ人」ことヨハン・クライフが禁煙のためベンチでチュパチャップスを舐めていた姿がテレビ放映されたのがきっかけ。以後、チュパチャップスはFcバルセロナの公式スポンサーに。

 ところで。フランスでお見かけするのは、アップル、ストロベリー、コーラ、ストロベリークリームの基本4種入りと、ミニサイズ袋だけれど、これって確か、ご当地(国)フレーバーとかあるんじゃなかったでしょうか。カプチーノだの、プリンだの、なんとかバニラだの、もちろん抹茶だのはこちらでは見かけない。おそらく。逆にフランス国限定、期間限定なんてのにお目にかかることはできるのか???

 わたしが考える【あったらいいなフレーバー】

フランス限定:『ボルドーワイン』『シャンパーニュ』(ともにネーミング通り)『オランジーナ』(フランスで販売されている微炭酸飲料・ちなみにオレンジ味ではない)『フィナンシェ』(ほんのり焼バター)『ブルーチーズ』(舐めたくない)

日本限定:『ゆず』(なぜかこちらで流行っている気がする)『ソイラテ』(大豆味を強めに。健康志向。ってスタバか!)『なっとう』(なめたくない)『わさび』『とんがりコーン風味』『さつまいも』『SAKE』(日本酒)『栗』

世界共通:『塩キャラメル』『アールグレイ』『ティラミス』(死語?)

     『ウイスキー』  もう存在するのがあるかもしれません

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