Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

「B‑CLASSIC」:そして新世界は/Part 3『血の夕陽が沈む』編

 B‑CLASSICとは何か。http://www.b-classic.be/nl 公式HPより解説部を引用。

『Classical music is no longer static or serious. B-Classic is an innovative Belgian classical music festival that leverages the power of classical music to engage new audiences -- without compromising on quality.
 B-Classic wants to give classical music the same recognition as pop and rock music. That's why we are proud to announce The Classical Comeback: a new music video format that combines the timeless emotion of classical music with the visual talent of a contemporary director.
 This year’s B-classic festival is all about Slavonic dances. That is why the first Classical Comeback is an ode to the man who is known as the godfather of Slavonik dance music: Antonín Leopold Dvořák. The Czech composer wrote his famous New World symphony in New York, where he was welcomed as a superstar. Everywhere he went, the atmosphere changed and people would be ecstatic. When his symphony was published, conductors and orchestras all over the world picked it up.
 Raf Reyntjens shot B-classic’s first Classical Comeback video in South Korea. Where the local Wayeva group performed their unique choreography on Dvorak’s New World. Asia today is what America was 100 years ago: the new world. Great composers like Dvorak did write their music for everyone. Their goal was to give people a break, let them escape from reality and to move them.』

要約)『クラシック音楽はもはや静的・深刻なものでない。B-Classicは新しい観客を呼ぶクラシック音楽のパワーを活用した革新的なベルギーのクラシック音楽祭だ

 品質に妥協することなく 、B-Classicはクラシック音楽をポップやロック音楽と同じ認識を与えることを望む。我々は古典的なカムバックを発表することを誇りに思っている。現代的なディレクターの視覚的な才能と、クラシック音楽の時代を超えた感情を組み合わせた新しい音楽ビデオ形式。 今年は「スラヴの踊り」がテーマ。アントニン·ドヴォルザーク:スラブのゴッドファーザーとして知られている男。チェコの作曲家、彼はスーパースターとして歓迎されたニューヨークで彼の有名な『交響曲:新世界より』を書いた。彼が行くとどこでも、雰囲気が変わり、人々は熱狂的になった。彼の交響曲が公開された際に、世界中のオーケストラは演奏した。 Raf Reyntjensは韓国で初のBクラシックビデオを撮影した。地元のグループ『Wayeva』はドヴォルザーク『新世界より』に、独自の振付けを行った。アメリカは100年前の、そしてアジアはこんにちの『新世界』である。ドヴォルザークのような偉大な作曲家は、人々のために音楽を書いた。彼らの目標は、彼らを現実から脱出させ、人々に休息を与えることだった――』 

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 Bクラシック、6月20日から29日までベルギーで開催中のクラシック音楽フェスティバルである。より若い聴衆を集めるため、DDBブリュッセルは、ミュージック・ビデオを作成し、MTVで放送している。今年のテーマはスラブであり、ドヴォルザーク『新世界』についての長い解説が上記のようにあった。

 昨日、夜も眠れぬほど(実際疲れて爆睡しただろう)ダンスの新振付『新世界より』に衝撃を受け、いったい誰の、何年の録音を使ったのかと10以上の第4楽章を聴きあさり、今朝一番、クラスの後で、教師のもとへ行って聞いた。

 案の定答えは「え、――― you tube」。まあそんなことだろうと思ったよ。カラヤンもノイマンもその場で聞かせたけれど「あ、これ」「うん、これ」・・・だから、全然違うじゃん!!私は今日ほど自らの語学力の不足が悲しかった日はない。つまり、ここのホルンが控え目で、こっちは強くて、カラヤンにしたって5回録音しているうちの5回の演奏がどう違うかとか、バーンスタインがどうだったか、ケルテスのウイーンフィルは61年の名演だけれど、あなたの使った曲はもっと出だしが強くて速かったでしょう!?・・・といったポイントごとの比較と主義主張、反論が厳しい・・・。日本語でなら矢継ぎ早に出てくるが、さあ、これがフランス語となると、うっ、となる。だから相手には「こいつ要は、曲を知りたいんだ」ぐらいにしか伝わらない。

 結局昼頃彼はメールで元ネタを明かしてきた。それが上記『Bクラシック』のリンク先であり、例の『新世界より』は――言ってみれば「ダイジェスト版!誰にでも分かる、3分お手軽・名曲クラシック!」みたいなやつだった・・・。「you just listend to 3 minuits of classic music」とオビが流れ、10分少々の第4楽章が最初と最後の美味しいとこだけぴったり3分に、上手に切り刻まれている。ああ、、、、。私の昨夜のリサーチは、そして今朝の天からの啓示はいったい・・・。

C'est la vie・・・(人生って、こんなもん)『第二の結晶作用』早くも崩壊か。続く。

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【追記】指揮者:Leopold Stokovski は言った。parle du Nouveau Monde 

 Tout au cours du dernier mouvement, (最終楽章では)vous entendrez des échos de thèmes des mouvements précédents.(前の楽章のエコーが繰り返されます)

La fin est comme un coucher de soleil rouge sang, au cœur duquel luit toute la symphonie.

(最後は、交響曲全体を照らす、心の中の血の夕陽のようなものです)

⇒「新大陸に血の夕陽が沈む」のセリフが有名だけれど―――

La fin est comme un coucher de soleil rouge sang sur Nouveau Monde:直訳