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Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

Yanis Marshall ヤニス・マーシャル2014夏パリ:怒涛のスタージュ実況編〈その1〉激しいUpからスタート!

Danse

 Yanis Marshall この夏、世界を騒がせているフランス人ダンサー、ヤニス・マーシャルくん(1989年11月11日生:24歳、誕生日が来れば今年25歳)若い彼は世界を飛び回り、ようやく今週、ベーススタジオであるパリへ3日間のコースのため帰ってきてくれた。クラスはジャズtalon(ハイヒールのこと)、ストリートジャズ、モダンジャズ。彼のフェイスブック&ツイッターでは「みんな、9月新年度前の最後のパリでのコースだよ!」。ちょうど昨日、2014-2015年度新レッスンスケジュールがスタジオ側で公式発表になり、ヤニスは引き続き月曜、火曜の夜に通常クラス継続の嬉しいニュースが飛び込んできた。

 さてそんな訳で、もちろんヤニス全クラス制覇予定の怒涛の3日間、当ブログは『ヤニス・マーシャル実況中継版』と特化します。普段の文体も、人柄もぶっ飛んで、ヤニスクラスの詳細・最新状況をお届け。最年少教師、振付家、セクシーダンサーの魅力の細部をクラス最前列からとことん分析し、教室外トークもバリバリ書いちゃおう!というkotorioブログ「夏の特別企画」編です!!ヤフーとグーグルでは上がって来ない貴重photoとクラス動画もガンガンアップしちゃうよ!!

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  前日7月14日はフランスの祝日、革命記念日。彼はお世話になった友を亡くし、一日泣いていた。更にその前の日には衝撃の(初『交際宣言❤』をしたばっかりだったのに――(ただ今、ギョーカイ大反響!!)彼はfacebookで悲嘆に暮れ「人生って不公平だ。僕には何が何だかまだ分からない。とりあえず涙が止まらない。・・・安らかに眠れ」と書かれ、彼には前日の「オメデトウ」を上回る、沢山の励まし「ガンバロウ、強くなるんだ、ヤニス」のメッセージが寄せられた。

 プライベートはさておき、教室に現れたヤニスはいつもの陽気な笑顔のヤニスでほっとした。彼は今髪を伸ばしていて(さらさら。かきあげるとまたセクシー。分かってやってるなコイツ――)上半身もひとまわり逞しい「大人の男」になった印象を受ける。

 先週、Kieszaの『Hideaway』が「大・大・好きこの曲!僕にダンスを創らせて止まんないっ」ってコメントしてたから、おー、ロンドンで仕入れてきたのか?おいおいこりゃ新作コレか、クラスの前に一番の歌詞を叩きこんでいかないとね、とこちらも戦闘準備開始。(彼は歌詞でコレを進めていくタイプだから)たいてい下準備した時に限って報われることなく、二番から振りつけたり、リミックス版使ったりするのが常である。アップで、腹筋に入り、床に寝そべったその瞬間、流れた超アップテンポのその曲―――ーおい・・・(私):腹筋ナンバーに使ったか!!!(笑)

 いい機会なので〈その1〉はアップ編。

 彼のクラスに私がいっちばん最初に出た時にビックリしたのは、コレに入る前の、アップの並みじゃない「激しさ」だった。普通のジャズの先生なら、首を回して、肩、胸、ヒップ、股関節周りと下半身のストレッチから各種腹筋、身体がいい感じであったまったところでやっとコレ(振付)に入る。NY系スタンダードメソッドの先生だと、プリエ、ターンまでばっちりやる人もいる。が、ヤニスの場合、その日のアップの音楽をパソコン上でがっと決めたら、教室の前列中央にだだっと来る。で、もうそりゃ踊りだしたのかとおもったぐらい、大きく上半身を回転させ「アップ」をはじめたんである。いや、それ、アップじゃないっすけど。動き、でかくて、きついんですけど(笑)腹筋でやっと床に腰を下ろせたと思ったら、アンタ、並みの腹筋じゃない。いや私は負けない、こっちだってダテにダンサー歴が長いわけじゃない、BDCの先生に多い、足をクロスさせて、左右交互に捻って、45度で、いろんなきつさ、パターン織り交ぜた腹筋で、茹でタコ状態になるのは経験済み。わたしの先生は腹筋で落ちると、NYでは教師が回ってきて足指で蹴られるって言ってた。(で、私はその先生に教わってた)から、この歳になっても多少はハラには、自信はある。どんな腹筋バリエーションが来ても、まあ世の中にはそんなもんもあるんだろう、ぐらいの気持ちで対応ができる。が、その私が、ヤニス腹筋トレにビビったんである。結構キツイ。しかも一曲まるまるだから4分半ぐらいだよね、ゆっくり吐いて~吸って~それから倍速で、なんて暇なく、最初からがつがつ行ってるよ!!くまなく幾つもの腹筋バリエーションをこなすから、途中で辞める人もいる。でもこれ、ハッキリ言って、最初にやった時「あ、これ全部重要ダンス筋だわ」と私は思った。ダンス教師の中には「取り合えず腹筋やっとかないとカッコ悪いからやっとく?」みたいな感じで、中学生の部活動みたいな「超義務的タテ・ヨコ・ナナメ」やらせてる人もいるけど、ヤニスのはNY持ち帰り+自分のオプションちょっと・・・ってとこかな、全部(捻り系とか、特に)振りで使ってるわ~ってとこの筋肉。だからキッツいけど、「ぜんぶこれ、こいつのダンスだ」と思って頑張れる。逆にこれから彼の振りについてきたければ、これやってちょ、って意味なんだと思う。やらせるだけのことはやらせるけれど、本人がちゃんと声、最後まででかい張り上げてくれてるのは、生徒たちには嬉しいし心強い。自分でやらないで涼しい顔している教師、多いから。

 アップが終われば、床から起き上がれないほどくたくたになっている。いや、ほんと90分のうちの短い時間なんだけど。みんな汗だくである。ヤニスも汗だくである。そうしてここからクラスが始まる。いかに普段のクラスで、「アップ」と称して身体も脳もサボっているか、妥協しているかが分かる。ここまでできる。ここから、始まる。

 ヤニスのyou tubeだとだいたい「商業用プロモ映像」と「クラスコレ(振付)」の二つに分かれる。コレは既に出来上がってしまったモノ、最終的なクラスのみんなの完成図である。この両者については今後、当ブログではヤニス関係を出していくときに、バランス良く、双子のようにアップしていけたらと思っているのだけれど、クラスのレッスンの様子、振付の過程、あるいは「アップ時の様子」に至っては、普通に検索をかけた場合、見つけることは不可能

 ――と思ったら、こちら、フランス国内の『Vimeo』という本人投稿の動画専門サイトに、上述したアップ時風景が冒頭に少しだけ出ている。コレの様子も分かる貴重な映像。ユーチューブには、この部分が全てカットされた、実際の「ダイヤモンド」の曲の振付が、頭からアップされている。

 日本から視聴可能かどうか分からないけれど、一応張り付けてみます。「お住まいの地域では――」等表示されたらすみません(>_<)

[http://

YANIS MARSHALL TEACHER REEL 2012. RIHANNA - DIAMONDS. Réalisation fernandodeazevedo.com from Yanis Marshall on Vimeo.

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 いい機会なので、ヤニスを知らない人のためにも、ここで本人公式リンク張り付けてみました。覗いてみてください。

【ヤニス・マーシャルHP(英語版)】:http://www.yanismarshall.com/en/

【ツイッター】:Yanis Marshall (yanismarshall) on Twitter

【facebook】 :  Yanis Marshall | Facebook

 

                 ――〈その2:初日振付編へ続く〉