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Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

Staatsballett Berlin DON JUAN ベルリンバレエシーズン最後は初演『ドンジュアン』成功で

Danse

 ベルリンバレエ団のサイトは芸術監督にナチョ・ドアトの写真とプロフィールが更新され、2014-2015シーズンのラインナップも出揃って見ごたえのあるサイトに仕上がっている。写真使いからメニューのディティール、何を取っても「ベルリン!」のパ(足さばき)の如くクールであり、いつ見てもすっきりと、センス溢れるサイトである。英語とドイツ語で読めるのも有難い。Staatsballett Berlin

 6月にマラーホフ去りし後、7月上旬に残る最後のシーズン公演を締めくくったのはなんと「ドンジュアン」初演。Giorgio Madiaというイタリアの振付師とのこと。全7回公演は全て完売。

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・ベルリン日刊紙Dertagesspiegel の評はこちら

Staatsballett Berlin tanzt "Don Juan" von Giorgio Madia: Der Frustmolch - Kultur - Tagesspiegel

・ドイツ全国紙DET WELT紙 

300 Jahre Gluck : Tanz den "Don Juan": Christoph Willibald Gluck zum 300. - Nachrichten Kultur - Bühne und Konzert - DIE WELT


1:01 DON JUAN by Staatsballett Berlin 545 views ...

 ドンジュアン(ドンファン)といえば、欧州の歴史の中で最もカラフルな人物のひとり。(う~ん、うまい言い方があるものだ)今回、非常に挑発的な美術が特筆すべきとも。衣装デザインはBruno Schwenglという方。一流の舞台をみる楽しみここに極まれり、といった感じ。フランスに居て「音楽・オペラの国」との違いをひしと感じる瞬間。

 季節ごとのパフォーマンスの集客のため、45分前からベルリン自由大学のダンス学科の学生たちが主催するロビーでのイベントもあったようだ。ベルリンバレエは2000年代、集客率の低下からこうした地道な努力、ベルリンの市民向けのダンスのレクチャーや海外のコレオグラファー、あるいはバレエ団を積極的に呼ぶなどして、奇跡的に20%以上の回復率を見せている。

 さて2014―15シーズンは『オネーギン』で9月に幕を開け、ラトマンスキー作品、ナチョ・ドゥアト新監督のお披露目作(フォーサイスの小作品などとともに)10月にはベジャール・バレエ・ローザンヌが『春の祭典』を持って行くことに。古典はジゼル、白鳥、くるみあたりが年末だけれど、やはりドゥアト氏のもと、コンテ・新作の「新生・ベルリンバレエ」に期待のかかる年になりそうである。

 ラインナップ一覧はこちら:写真を眺めるだけで C'est formidable !(素晴らしい)

Staatsballett Berlin