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Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

Dance et sante:フランスの専門書『ダンスと健康』~~米・英のダンス医科学

Danse

 フランス・ダンス専門の整体学本で比較的新しく、興味を持ったのがこちら。

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Danse et santé un guide vers le bien-être du danseurPeterson    Judith R Peterson     

『ダンス・エ・サンテ』そのままダンスと健康、というタイトルで、よりよいダンサーのためのガイド、という副題がついている。2014年4月出版、著者はジュディス・ピーターソン。以下自分で訳してみた。

(訳)ダンサーの体、つまりダンスにおける最も主要なツールである「身体」は、複数の制約を受ける。ダンサー自身、あるいは生徒と教師がそれらを過小評価し、一般的に自身の世話をすることないまま、いくつかの症状を認識することになるが、自らの職業上のリスクを理解する必要がある。このガイドでは、ダンスについてのほとんどのFAQに答え、自らの健康のため尊重し、若いダンサーを教育することを目指している。

 このマニュアルでは、平易で簡潔な言葉遣いにより、頭からつま先まで、身体の全てを網羅している。ダンスに関連する一般的な健康問題、衛生に関する必要不可欠な情報、傷害の予防、治療まで。さらに身体意識と自己イメージ、摂食障害、疲労骨折、外部に特異的に関連する問題の検討と、ダンサーの福祉。膝、足と足の指の障害;に関しては特記して集中的なアドヴァイスの章を設けた。これは5年間の実証研究にも基づくものである。格調高い図面、X線撮影等の写真も掲載。さらに、ペンシルベニア·バレエ団のエトワールたちの素晴らしい写真は、この本の完璧なパートナーでもある。

 筆者のピーターソン博士は、経歴をみると、10年間、ペンシルバニアバレエ団の専属医師。プロダンサーはもちろん、学生からトレーニングまで、あらゆるレベルの行ってきた。現在、米国のサンフォード医科大(勤務地ダコダ)での臨床医学部に勤務しているという。

 日本だと日本ダンス医科学会というまだ比較的新しい学会があるが、こちらは大学研究室ベースで国内外のダンス医科学に関する情報を研究している模様。知る人ぞ知る、という感じの大御所の先生もいるが、若手研究発表が中心の学問の場としての意義の方が大きいかも知れない。

 ダンス医学ではやはり先端は米国。『Dance Medicine and Science』という分野が確立され、ダンサーを対象としたスポーツ科学、医学の研究が盛んだ。カリフォルニア大学、シェナンドア大学(米国、ウィンチェスターにある。Shenandoah University, established in 1875 Shenandoah University - Curiosity Required,スポンサーでもある)等、進んでいるらしい。ニューヨークのハークネスセンターは、超有名どころだ。 http://hjd.med.nyu.edu/harkness/ 

 ここは一度でもダンス障害を抱えたことのあるNYダンサーにとって、命綱的な場所。ハークネス財団が関節疾患専門の病院として1989年に設立。『ダンサーの50%以上は、無保険、あるいは保険の一部のみの状態であり、彼らが必要とする医療の援助がない』という社会的問題に取り組んでいる。ハークネスダンス傷害センターとNY大学ランゴーン病院は補助金やスライディング料規模傷害管理システムへの無料予防検診から手頃な価格のヘルスケアのオプションの完全な、さまざまなを提供するためにコミットしている、とHPにある。とにかく一般的な臨床サービスから、理学療法、教育、研究、医療従事者からダンサー、学生に至るまで、ありとあらゆる支援、財政援助、果ては無料のワークショップ等まで、やることが「米国」である。ひたすら規模が違う。HPは色々と勉強になることが多く、読み応えがあるので一度覗いてみてください。

 アカデミックな研究機関としては、米国ベースで『国際ダンス医科学会:IADMS International Association for Dance Medicine & Science 』という組織が存在する。

 同会の専門ジャーナルはこちら 『Journal of Dance Medicine & Science | JDMS』

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 さらに、米国に負けていないのがUK。こちらは『ダンスUK』という英国組織のサイト。 For dance medicine and science — Dance UK 動画など発信の仕方がうまくて、イントロダクション等もあったのだけれど、トップページからこちらをリンク。12分とちょっと長いけれど。

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 あれ、なんだか諸外国紹介になっているけど。(笑)お膝元、フランス国内情報は一体どうなっているのだ、じぶん・・・(突っ込みをいれてみる)

 当方のお尻の骨の痛みは、もしかしたら『坐骨神経痛』を疑ってみたほうがいいのかも、と。通っているジムの「ハマム」が壊れ、一週間使用できない模様。サウナじゃ汗かけないし(干からびていくだけなのだ)。それと今、椅子に痛くて座れないのでバランスボール購入検討中。しかし55センチサイズがなかなか手に入らないのだ。