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Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

Limb's Theorem/肢体の原理 2014年秋、ウイリアム・フォーサイスin Paris

 Google chromeのご機嫌を伺いつつ、おっかなびっくりネットに接続している。何とか安定していそうな気配・・・頑張れ、このまませめてノエルまでは突っ走ってくれ(笑)――と思ったら、これを書いている途中に切断。復旧45分コースなり。こんなことを1時間おきに繰り返していたら実務的にも精神衛生上もやっていられない。周りに頼れる人もいない。(というかこの状況を説明できる語学力なし、かといって日本人の知り合いもおらず)他に手立てはないものか?ググれる範囲では手を尽くしているのだけれど。誰かたひけて~~(泣)

 さてさて今日の話題。フランスに来て『手紙』というものを受け取ったことがない。役所関係の召喚状のみ。だから今日、ポストに白い封筒が入っていた時はビックリした。ラブレター?受賞通知?(笑)どちらも覚えがない。シャトレ劇場からの2014-2015シーズンの公演案内だった。なんて原始的な。以前チケット買った時は、メール決済したのに、わざわざ封書で薄いパンフレットが届くとは。

 9月第一週、今シーズン・ダンス公演はウイリアム・フォーサイスで、という豪華な幕開けを知った。Théâtre du Châtelet — Les événements

『Limb's Theorem』――四肢の定理?『1990年にフランクフルト·バレエ団が作成した27人のダンサーのための作品』とある。ああ、これは1994年、2005年に日本でも(さいたま劇場)上演された『肢体の原理』のことだと分かった。

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 ウィリアム・フォーサイス(William Forsythe、1949~)は、ダンサーとして駆けだしの頃(1971年ごろか)既にルドルフ・フォン・ラバン(Rudolf von Laban、1879~1958)の理論(いわゆる『ラバン理論』)をもとにして、古典を基礎にしながらも、(クラシックの)規範にとらわれない独自のダンス空間の創造を模索し始めていた
(Laban’s Legacy)。1980~90年代に発表した作品はバレエを分析・解体した者が多く、それらは『バレエ言語の脱構築』として注目された。⇒という流れがあって、1994年の作品といえば、もうフォーサイスもノリノリでマイワールドを広げていた頃。で、フォーサイスとラバンというのはアカデミックな中で、この20年ほど、随分研究されつくしてきたわけなんだけれど、一言で言うと『脱バレエ、空間を操作することで動きを生み出すんだよん』という、中心軸のハナシ。

 今わりと興味のある対象の「身体」とその使い方、空間と軸について、新たな視点が得られるかも、とちょいと期待。

 上記パリ・秋のシャトレダンスフェスに合わせての上演らしい。パリでは2005年以来。フォーサイスの代表作品だけに楽しみ。内容はまた来月、鑑賞後に。

Portrait William Forsythe / Festival d'Automne à ...

 余談:コジョカルが首の怪我で踊れなかった頃、筋トレで鍛え上げて上半身ムキムキになっていた話は有名。私も骨盤かばいつつ、今こそとジムのトレーニングに励む日々。最初はマシーンでがしがしやっていたけど、ふと今までダンスのみで無視していたマッスル系・カーボ系プログラムにチャレンジしたら、これが結構マジなのだ。PUMPとか、シバム?とか。ま、負けない・・・。