Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

ホームズ関連クイズ解答 

 前回の性悪クイズの回答を。ホームズ同様、男嫌い(同様じゃないじゃん)しかし女はもっと嫌い、ようは人間嫌いらしい私の、自己防衛ネタ。

【ドスト氏クイズ】

――カラマーゾフの兄弟の名を(フルネームで)下から述べよ。

アレクセイ・フョードロウィチ・カラマーゾフ(三男) =アレクセイ

イヴァン・フョードロウィチ・カラマーゾフ(次男)=ヴァンカ

ドミートリイ・フョードロウィチ・カラマーゾフ(長男)=ミーチャ

 ―――う~ん、これは簡単すぎる。

そこで【ドイル氏クイズ】

1)アイリーン以外に出てきた女の名前

 大勢のヴィクトリア時代の女性がホームズの前に姿を現した。依頼人から被害者、犯罪加担者まで。比較的まともなのから、アホ女までよりどりみどり。でもどれもホームズはこころ惹かれることはなかった。女性に対しては極めて丁寧に接するけれど「愛した」事はなかった。どうも複雑な家庭環境に起因するとする研究が一般的。

   

メアリー・サザランド(花婿失踪事件)/ヴァイオレット・スミス(孤独な自転車乗り)/グレイス・ダンバー(ソア橋)/ヴァイオレット・ハンター(ブナ屋敷)/おっと忘れていた、ヘレン・スト―ナー(まだらの紐)など。

2)ヤードの警部、4人。

 まずは『緋色』を読んだだけでも、レストレードグレグソンの両警部は答えられる。二人は何かにつけてやり合うけれど。それから『四人の署名』ではあわや冤罪事件のジョーンズ警部。長身のブラッドストリート警部、それからホームズが最も「ヤードでも生え抜きの、有望株」と見て何かと知恵を授けてやる、うらやましき若手ポプキンス警部。

  

 ――例えば、レストレードは優秀な警部だ。『ナポレオン』の時は唯一ホームズに『有難う、有難う』の感動的なセリフを言わせた人物だし。アマのホームズに対して、プロの職業警察である。行動はそれなりにすばやく、精力的だし、上司としてもまあ申し分ないだろう。組織的捜査が可能だし、出世もするだろう。でもそれは「ヤードの法則(=伝統)」から永遠にはみ出ることはない。最大の欠点は、ホームズの最も得意とする「観察」と「推理」に欠けることだ。思考に深みはなく、マニュアルの域を出ることはない。これがホームズシリーズに書かれる代表的「ヤード」の人間である。――周囲にも思い当るタイプ、いるよね(笑)

 ちなみにBBC版のレストレード警部は、『眺めのいい部屋』で弟フレディくんを演じてたあのルパート・グレイブス(身長180センチ、あの時は凄く細身だった)!当時はミスター英国と思った。今では白髪も交じり(51歳)中肉中背、いい感じの『組織の中年男』の雰囲気を醸し出し、ある意味ハマっていたのにビックリ仰天・・・

  これが ⇒  こうなる。

3)メイドの名前

リリー(6つのナポレオン)/ドロレス(サセックスの吸血鬼)/スーザン(三破風館・スパイ行為をしていたのをホームズに見破られる)あとメイドの◎◎って何のハナシだっけ。。。(多すぎて出した本人も忘れている)

 ドロレスとしてジュリエットオーブリー 

4)邦題『緋色の研究』『ボヘミアの醜聞』、タイトルを6カ国語で述べよ。

『緋色の研究』

英)A Study in Scarlet 仏)L'Étude en Rouge 独)Studie in Scharlachrot

西)Estudio en escarlata 伊)Uno studio in rosso 露)²РЧД Б АЮЦПНБШУ РНМЮУ

『ボヘミアの醜聞』

英)A Scandal in Bohemia 仏)Un scandale en Bohème 独)Skandal in Böhmen

西)Las aventuras de un escándalo en Bohemia 伊)Uno scandalo in Boemia

露)ЙЮМДЮК Б │НЦЕЛХХ

 最初は「5カ国語」でも許す、と思ったのだけれど、今ホームズの「ロシア版」が人気沸騰中とのことで、世界情勢を踏まえてロシア語を。ユーチューブなんかを検索すると、ロシア語ホームズが出まくっているため。ホームズが国際ネタであり、事件の舞台も各国に及ぶ以上(ギリシャ、オーストラリア、米国、インド、カナダ、スイス、中米、イタリア、ブラジル、南ア、他にもあったかな)最低これらの言語でタイトルが言える、というのは必要不可欠と推測した次第。え、あんまり必要じゃない?いつ使うのか、って?ううん、、、ただの語学マニアってだけ?(笑)

 遊び方としては、それぞれタイトルをコピペして、ユーチューブに張り付けたりググって画像検索などしてみて下さい。ユーチューブではオーディオ版などでその国の言語で知っている物語を聞く、という面白い体験ができる。一番違和感がなくしっくり馴染めたのが「ドイツ語」。ダメだったのがフランス語。なんかごちゃごちゃ子音が多くて、歌うみたいに単語の中で音があっち行ったりこっち飛んだり分析的思考に合わない。次いでイタリア語がケンカ売られてるみたいで怖かった(笑)ただのマフィア映画みたい。。。。

 左:英語版『緋色』右:仏版『ボヘミア』