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Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

パリの空の下・・・流れるシアワセの黄色いふわふわ雲のような

  “パリの空の下流れるもの”と言ったら、今も昔も「オムレツ」と決まっている。私は昨日から空腹で眠れず、このモンサンミッシェルの「ふわふわオムレツ」が頭にこびりついて離れない。幸せの黄色い・・・オムレツ。もうかれこれオムレツなんて20年以上食べていないかも。

 固形物と言ったらゆで卵だけだし、たぶん一生、作るどころか食べる機会はないと思われるオムレツだけれど、フランスに居る限り、食べたこともない、また今後も死ぬまで予定のないオムレツへの愛は深まっていくばかり。

 本当は心の底から、オムレツに包まって幸せいっぱい抱きしめたいのだ。

 孤独で、異国の寒さと未来のなさで、もうオムレツ妄想に取り付かれて、頭がおかしくなっている証拠。人生終わるときの幻想がオムレツってのもなんか惨めな人生を象徴するみたいで笑える。骨と皮だけになったがりがりの身体で、オムレツのことしか考えられなくて、ひらすら黄色いぬくもりの中にうずくまって、丸くなっていたい。10月からの断食で、脳の前頭葉もだいぶダメージを受けてこんな妄想にとりつかれているのかも。

でも、何もない地獄でもがき苦しむより、あったかな気持ちになれる妄想で我ながら良かったわ・・・。そんなわけで今日は私の幸せ妄想の象徴、モンサンミッシェルのふわふわオムレツについて。フランスに居て、おいしいレストランもカフェもお料理も一切出てこない私の断食人生ブログだけれど、頭で思い浮かべるやわらかくてふわふわしてあったかいものーー(たぶんそれは私が求める幸せ、愛情の象徴なんだけれど)を、孤独な寮の部屋で、寒さに凍えながら一人綴ってる。ああ、なんかO・ヘンリの短編小説的。ベスとスー。

朝のダンスをサボった日曜の午後なんて、予定していたはずのフランス語の勉強も手につかない。図書館に行く気力もなく、部屋で「寝て曜日」。

モンサンミッシェルには昔から伝統料理としての名物「ふわふわオムレツ」がある。いわゆるスフレオムレツですね。観光客がこぞって記念に行くのはこちらのお店。1888年創業、ラ・メール・プラール(la mere poulard)。プラールおばさんという意味。 1階はモンサンミッシェルで最も有名なオムレツを 出すレストラン、2階より上はホテル。

 

オムレツだけでなく、お土産のクッキーも有名ですね。


Auberge de La Mère Poulard : Hotel 3 etoiles Mont Saint Michel et Restaurant gastronomique - Hotel La Mère Poulard | Mont Saint Michel

作り方

材料は卵とバターだけ。
①卵を泡だて器できめ細かく泡立てます。
②フライパンにバターを溶かして約1~2分ほど焼いて、気泡がでてきたら
10秒ほどオーブンに入れて表面を軽く焼きます。
③半分に折りながら盛り付けて完成♪


ラメールプラール LA MERE POULARD FRANCE - YouTube 泡立ててる動画もありました。日本のサイトでしょうか、お借りします。2011年東京上陸を皮切りに、横浜など日本国内店舗進出しているみたいです。わざわざフランスに行かなくても食べることが出来てしまうのねぇぇぇぇ。。。

こちらはご家庭でも出来る簡単ふわふわオムレツの作り方。


材料2つだけ!モンサンミッシェル風ふわふわオムレツ - NAVER まとめ

いいなあ。。。私も一度でいいからあったかできたてほやほやを作ってみたい。その中でひざを抱えてうずくまって、いつまでもさめないあたたかな眠りに落ちてみたい。