読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

パリの庶民派フレンチビストロ・私的三選

レシピ紹介の幕間に。今日はパリで出会える「フランスの元祖ビストロ」とでもいえる隠れ家3選をお届けしましょう。いずれも「ガイドブックに載っていない」というフレーズで紹介されまくっている(笑)知る人ぞ知る、パリっ子行きつけのお店です。

1)ビストロ・ポールベール Bistrot Paul Bert

 

クラシックな内装はあちこちにかけられた鏡とレトロな絵画。素朴感溢れる木の温もりとアンティークな雰囲気。常連客ばかりで、親しみ深い挨拶を交わしたあとは早速今日のメニューの書かれた黒板を。「クロメスキのタルタルソース添え Cromesquis, sauce tartare」フォアグラのマシューサラダなどもいかにも老舗ビストロの風格を漂わせています。

Bistrot Paul Bert【ビストロ ポール・ベール】 Bistrot Paul Bert【ビストロ ポール・ベール】 Bistrot Paul Bert【ビストロ ポール・ベール】

デセールもなつかしの味で、「ピスタチオのマカロン」「リンゴのクルスティヤン Croustillant aux Pommes」など。クルスティヤンは外はパリパリで中にはほんわり温かいリンゴのフィリング。たっぷりのカラメルソースが甘さに追い討ちをかけます。

2) お次は鴨やフォアグラの産地、フランス南西部のランド地方の料理がタパス形式で味わえる名店『Dans les Lands…Mais à Paris ダン・レ・ランド・・メ・ア・パリ』

ちょっと長い店名ですが、「パリにあるランド地方」という意味。ランド地方は、フランスの南西に位置しバスクにも近い地方なのでスペイン風タパス料理が盛んな地でもあります。15区のアファリアというランド地方の人気ビストロが、タパスバーとして5区の市場通り近くのモンジュ通りにオープンした比較的若いお店です。人気レストランがセカンド的コンセプトでオープンする店は、やはりどこもクオリティが高いのが特徴です。

フランスの雑誌フィガロやゴー・ミヨーで取り上げられていたので知りました。イケメンシェフが居るらしいです。Dans les Landes - パリ - レストラン | Facebook 

一言で言えば気軽に、お酒を飲みながら食べられる美味しいおつまみが充実している居酒屋風。ビールも充実していて、天気の良い日はテラス席が夕方から満席に。

生春巻風にしたランド地方サラダ

生春巻風にしたランド地方サラダ スペイン風のオムレツ、トルティーヤ、シャルキュトリー(豚肉加工品)は生ハム、鴨肉、チョリソ、ソーセージなど、地方名物の唐辛子も楽しめる豊富なバラテティ。

3)最後に、ノスタルジックな古き良きパリを思わせる素敵な雰囲気のビストロ、『ル・カス・ノワ』 Le Casse Noix。人気店「レガラード」出身のシェフ、ピエールさんのお店です。

クラシックとモダンの融合した本格フレンチでありながら、バスク産豚の鉄板焼き、レモン風味のホタテのマリネ、ばら肉のソテーなどボリューム感のある伝統素材を生かし、肩肘張らずに入れるお店です。なんとHPは日本語版も有り。また店内にはお店の名前の由来となった「くるみ割り」の人形やモチーフがあちこちに飾られていて、クリスマス前など思わず足を運んでしまいそうななんともいえない懐かしい空気。

  


ようこそ

以上、パリの庶民派ビストロ・ガイドブックに載っていない、という名文句で既に有名なお店私的三選でした! 祝・300記事記念!