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Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

アルザス風シュークルート(La choucroute)

Gourmet Français Paris,France

JPEG - 94.7 kbフランスの田舎料理、今日はドイツ国境に近い、アルザス地方です。

もとの発祥はザワークラウト(Sauerkraut、ザウアークラウト、ザオアークラオトとも)ドイツ名物キャベツの漬物のことですね。「すっぱいキャベツ」を意味します。それは周辺各国に伝わり、英語圏ではサワークラウト、フランスではシュークルート、オランダではズールコール、ポーランドではキショナ・カプスタ。北欧・東欧・ロシア以外でもドイツ移民の多いアメリカ・カナダと、世界中でみられる料理です。

フランスではシュークルートと呼ばれアルザス・ロワール地方の代表的料理。ドイツと東ヨーロッパの影響を受けた伝統的な田舎料理の象徴で、かつてはアルザス地方の各家庭で香辛料を入れた塩漬けキャベツを木樽で発酵させていたそう。地ビールのほか、果実味の強い白のアルザスワイン、余韻の長いリースリングなどを合わせます。

一言で言うと、細切りキャベツを塩漬けにして発酵させたもの。

主な材料である発酵キャベツは白ワインと、クミンやジュニパーベリー、ローリエなどの香辛料で調理します。アルザス地方を代表する特産品(ソーセージ、ベーコン)やジャガイモを付け合わせるのが一般的。

  キャベツと薫製の香りの絶妙な調和は、魚のバージョンでも楽しむことができます。地中海沿岸ではシュークルート・ドゥ・ラ・メール(Choucroute de la mer)と呼びます。シュークルートとモンツキダラの薫製はもちろん、サーモン、アンコウ、ムール貝、エビなどとも相性がよく、エシャロットと白ワイン入りのクリームソースで煮込みます。

パリでシュークルート、アルザス料理が味わえるオススメのお店はこちら。

1)L'Alsace (La Maison d'Alsace ラ・メゾン・ダルザス)

Brasserie L'Alsace – Champs-Elysées à Paris 

パリで本場アルザス料理が楽しめる有名な一店。シャンゼリゼ大通りで、年中無休、24時間営業というのも覚えておきたい。店内は20世紀前半のベルエポック調の落ち着いた雰囲気。シュークルートの他にも、前菜のアルザス風ふわふわキッシュがオススメ。ボリュームたっぷりのお料理にリースリングワイン、豪華な店内で、なんとも素朴なアルザスが味わえます。

lalsace01

2)ドイツへの発着駅、パリ東駅前のLA STRASBOURGEOISEストラスブルジョワーズ


LA STRASBOURGEOISE PARIS - STRASBOURGEOISE CHOUCROUTE PARIS EST

広い空間にクラシックで温かみのあるインテリア。シュークルートの膨大な量に辟易しがちな人にもオススメはこちら、「タルト・フランベ」と言われるチーズと細切りベーコンを乗せて焼く薄いピザのようなアルザス料理。

3)パリの中心、サンルイ島にあるカジュアル・フレンチ風のアルザス料理店として人気が高いのがこちら。モン・ヴィエイ・アミ MON VIEIL AMI


MON VIEIL AMI par Antoine Westermann

アルザスの名シェフアントワーヌ・ヴェスターマン氏のセカンドレストランとしてミシュランで見つけました。かなり力強いアルザス料理が堪能できるそう。シックな店内も高級ビストロ風。