Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

今月のダンス洋楽 Rihanna(リアーナ) 『Nobody's Business』 ft. Chris Brown

 南国カリブ海の島、バルバトス出身の歌姫リアーナさんによる『Nobody's Business ft. Chris Brown』( ノーバディーズ・ビジネス ft. クリス・ブラウン )は2012年11月リリース、7枚目のアルバムのUnapologetic (アンアポロジェティック)の収録曲。こちらはオフィシャルビデオですが、曲が始まるまでの導入部が長くて、実際には0分48秒から曲がスタートします。ので、個人的にはもう一つ下にリンクしたリリック(歌詞)付動画のほうを見て歌詞を暗記しています。こちらのほうがダイレクトに始まるので、開始までイライラしてしまう私のような短気なヒトにはオススメ。あれ?ちなみにリアーナとクリスってカップルだったっけ?


Rihanna - Nobody's Business ft. Chris Brown ...


Rihanna ft Chris Brown "Nobodys Business" Lyrics Video NEW! - YouTube

プロデュースは、グラミー賞にノミネートされたこともあるカルロス・マッキニー(米国)。

振り付けで曲が流れたとたん、あれ?どっかで似たような曲を聞いたことあるかもって感じたーーそれもそのはず、『ノーバディーズ・ビジネス』は、私のダンスの師のさらに師、1987年に、かのマイケル・ジャクソンによる大ヒット曲、『ザ·ウェイ·ユー·メイク·ミー·フィール』を引用した、サンプリング曲になります。

 私情を挟んで申し訳ないのですが、いよいよ私のダンスの先生もラスト3ヶ月と本気を出してきた感じ。(その後手術と休養で引退説有り)世界中のダンスの神様であり、彼にとっても原点であるマイケルにちなんだ曲を持って来たということは、これに賭ける、先生の最後の意気込みを感じてしまい、嬉しい反面、絶対にその期待に応えてあげなくては、と気の引き締まる思い。

 先月の闘志に燃えた男の曲とは一点、こちらは打って変わって女性ボイスで、ヤニス・マーシャル風のセクシーな振り付け。流れるメロディ、途中から16ビートに変わるテンポの良い曲。弾むサウンド感に身体が止まらない!って全身で叫びだしたい。喜んで踊れる。先月のナサニエルは平均的な曲構成で、歌詞そのものも平易だったけれど、今回は曲の構造それ自体が面白くて、虫眼鏡でじっくり解剖してみないと。

 歌詞の内容としては、とにかく「何も問題ないの、私はあなたのガール、あなたは私のボーイ、世界に歌うわ、ねえもっと時間を頂戴、愛したい、愛しましょう、こんな愛は完璧、ほかにないの」ってなことをひたすら繰り返す。それほど子供っぽくない女の歌詞で、愛情がんがんぶつけて進んでいける恋の初期段階でしょう。世界を敵に回しても生きていける。まっすぐなおねーさんの気持ちをダイレクトにぶつけた、素直で小気味いい歌詞がビートに乗ります。誰でも一度はみんな、こういう恋や時期があったよねっていう、「共感」の一体感を出せるといいかも。

 それは別に、好きなヒトのことだけじゃなくていいんだと思う。出会ったことで、確実に自分を輝かせてくれたなにかや誰か、そこで過ごした時間が思い出となる前の、真っ只中のトキメキや怖いもの知らずの感じを、うまく踊りの中で表現できればいいと思う。とにかくセクシーな振り付けだから、自分の中で自分でも気づかなかったフェミニンなところを引っ張り出して、サビに入る前に爆発させちゃっていい。身体が勝手に動き出す、叫ぶ、その感覚に身をゆだねて。闘わなくてはならないものとか、見えないものを相手にするみたいな先月の重苦しい制約から一気に開放されて、今回は「女性」を意識しつつ、自由に空間を使える。どこか春めいた、みんなを笑顔で結ぶみたいな空気を、生み出そう。

 一ヶ月、頑張ろうね。この曲で私たち、もっともっとダンスを愛せるね、そのことで喜び、必ず、幸せになろうねって言っている、そんな曲のような気がする。思い出に残る、振り付けにしたいと思う。

歌詞検索でいっつもお世話になるサイト。ここで歌詞の一部をあたりをつけて探してみるとたいてい引っかかってきます。いつも助かってます。


RIHANNA LYRICS - Nobody's Business

注)歌詞は2016年、著作権協会の申し立てにより削除致しました。