読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

ムラカミ氏フランスでの『村上さんのところ』評 Murakami s'improvise sexologue en ligne 

Paris,France livre

 先日フランスの新聞(電子版)フィガロをみていたら、はてなブログ『むらかみさんのところ』が文化欄に取り上げられていました。

Murakami s'improvise sexologue en ligne 


Murakami s'improvise sexologue en ligne

(以下要約すると)『カフカ』『1Q84』でフランスでも人気の日本人作家、村上さんは「テレビを含め、公共の場に登場しないし、ほとんど全てのインタビューを断っている作家」として知られています。

 期間限定により、そのようなムラカミ氏と読者とのネット上での対談が現在可能になっています。それはあくまで慎重なトピックであり、物議を醸し出すような政治などの話題ではない。そうしたことについては彼の作品の中で感じてもらい、この場ではあくまで個々の読者の問題ーー要するに、愛とセクシュアリティーに関する問題に彼が答えているのですが、それがまた笑いとヨロコビをもたらします・・・

 この後で例えば「40代の男性の・・・」とか「38歳の妻が・・・」(すいません、その質問内容に登場する単語がうぶな私では自分のサイトに書くことが出来ません。みなさん想像するか実際にサイトでご確認を)と、実際の質問と回答を幾つかとりあげています。『これはアドバイスじゃありません。僕は責任が取れません』などのおなじみの、みようによってはユーモア溢れる答え方がなんともいえない、と。60歳代の思考を凝らしての受け答えの妙や、さらっと『おんなのいない男たち』の短編を書きました~なんて近況もあり、まあサイトではおおむね氏のこのような取り組みを「好意的」に受け止めている模様。よかったですね、村上さん。

 サイトはもう一ヶ月以上になりますが、いつまで続くんでしょうね。グーグル翻訳のお陰か、世界中のいろんな国籍の方から、日本語で質問が寄せられていますね。フランス人の質問にも幾つか答えていましたから、フィガロも「おやっ」と注目したのかも。

 また10年後に、このような試みはなされるのかな。微妙ですが。そのとき氏はどのような作品を残し、我々はどのようなその後をたどっているでしょうか。

 私見ですが。