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Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

フランス美食ガイド「ゴー・ミヨ」日本版発刊へ

Media livre Gourmet Français Paris,France

フランスで「ミシュラン」と並ぶレストラン格付け本「ゴー・ミヨ」が12月3日に発刊予定。先日フランス大使館でプレス発表が行われました。

世界15カ国目の発行で、日本版は初。

年末の発刊に向けて東京都と北陸3県の飲食店400店をランク付けして掲載するとのこと。既に2015年5月以降、料理専門調査員が審査中だそうです。経営者、シェフの皆様、実はもう貴店にも・・・!??

www.gaultmillau.fr

f:id:kotorio:20160629195923p:plain1972年(1969年説もあり)創刊。料理評論家のアンリ・ゴー(Henri Gault)とクリスティアン・ミヨ(Christian Millau)が手がけました。フランスで強い影響力を持つレストランガイドであり、40年以上の歴史を誇ります。

料理のみならず、店の経営状態やサービス含め「質の高い料理を出せる店か」を総合評価するのが特徴。20点満点のうち11点以上なら高評価の印「コック帽」マークが付きます。過去の最高点は19,5点。のち、2010年版から「国際的に、読者にわかりやすいように」と5段階評価に変わったそうですが、東京版ではどのような形になるのでしょうか。

《ミシュランとの違い》

赤い表紙のミシュランが「料理」に的を絞り星の数で評価を与えているのに対し
黄色い表紙のゴー・ミヨはコック帽の評価に加え、


①「人」にスポットを当てた7つの賞
ーーーー最優秀シェフ賞・明日のグランシェフ賞・期待の若手シェフ賞・最優秀レストランサービス賞・最優秀パティシエ賞・最優秀レストラン経営者賞

2015年末発表された最新の「2016年今年のシェフ」はAlexandre Gauthier氏。36歳にしてフランスの地方にある小さなレストラン「ラ・グルヌイエール(La Grenouillere)」の経営者兼シェフですが、その経歴たるや輝かしいばかり。

www.youtube.com

②「テロワール」

ーーー地域性(地方の料理)を重要視する

 

★どちらがより優っているか、について常に論争を呼んでいます。大まかに言えば、ミシュランは出版数で勝るため、より知名度・影響力が強く、一方ゴー・ミヨは「料理の質」を純粋に評価するという徹底した方針が支持されているようですね。

★日本版出版元は「ガストロノミー&パートナーズ」。第1号で北陸が取り上げられる経緯として「豊かで多彩な自然や歴史を持つ地域であること」をあげています。エルヴェ・クライ社長は会見で「日本は高級かつレベルの高い食文化を持つ。当社の《ダイナミズム》参入は当然」と語りました。

ゴーミヨ日本版が、ぜひ今後も和食の発展に繋がりますように。