Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

今週のお題「わたしの本棚」ーーー海を渡ったダンボール10箱の本たち・・・と?

中学や高校の夏休みは、たいてい図書館に「住んで」いた。文字通り、本が、紙が、書かれた字や文章が、大好きだった。空間に埋もれているだけで、幸せだった。

18歳までにすべての戸棚を読み尽くさなければ手遅れーーーそんな気がしていた。未来は永遠に開かれていた・・・はずのあの頃。

 

作家を目指したのは、小学校3年生の時。

日本のすべてを捨てて、3年前フランスへやってきたのも、集中して創作に取り組みたかったからだ。当然、私にとって服や家具やどんな高価な持ち物より、親であり、離れられない恋人であり、この世でたった一人の友人である、そんな本たちを、10箱のダンボールに詰めて送った。

海を渡った本たち、無事私の手元にやってくるのかーーー

 

2年前に書いた、少し長めのエッセイです。Kindle版「Entre la poire et le fromage」にも収められています。

 

今週のお題「わたしの本棚」

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