Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

龍真咲さん退団ーー『1789ーーバスティーユの恋人たち』悲しみの報い

宝塚歌劇団月組トップスターの龍真咲さんが、大劇場のフィナーレを迎えました。スポーツ報知などの報道によれば、龍さんらしい爽やかな、涙なしでのサヨナラ公演となったとのこと。この後、龍さんはディナーショー、そして東京公演で9月に正式に宝塚を後にされるそうです。

f:id:kotorio:20160719044521p:plain 昨年の公演『1789ーーバスティーユの恋人たち』はその名の通り、1789年7月14日のフランス革命を舞台としたお話でした。フランスのロックミュージカルの日本版です。主人公の青年ロナンを演じた龍さん、歌に定評がある彼女の代表作になりました。実はフランスオリジナル版も見たのですが、龍さん版(宝塚版)のほうが構成も演出も、ダンスもずっといい!

下記は公式サイトからブルーレイの紹介DVD動画(5分)です。

4分03秒から始まる曲、日本語タイトル「悲しみの報い」

(この曲のフル動画を貼り付けたかったのですが、可能なものが見つかりませんでした。すみません)

歌詞は、昨年のパリ連続テロに始まり、世界中で行われている愚かな戦い、その犠牲者へのオマージュへのように聞こえます。生き残り、現代という時代を作り上げなければならない私たちへの、明日へのメッセージでもあると思います。

本年7月14日、南仏ニースの痛ましい事件に遭われた方々への追悼にーーー龍さんのこの声が届くよう、心から願っています。

 

悲しみの報いとして 人は夢を見る権利を得る
憎しみを乗り越えて 新しい時代を築き上げる
愛し合う自由が 約束された
歴史の波間に 浮かんで消えてゆく 1つ1つの命の叫ぶ声が
ひびきあい重なって 明日の歴史作る 歌い続けよう永遠に

苦しみの報いとして 人は許す心を持つ
力に頼ることなく 希望と勇気求める

人はいつの日か辿り着くだろう 愛と平和に満ちた輝く世界

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