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Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

パリのジェラート屋さん

パリのジェラート屋さんといえば、サンルイ島にあるベルティヨン。1954年創業です。季節も気温も関係なく、いつでも行列ができていますね。(たいていは観光客で英語が飛び交っていますが)

日本ではあまり見かけないヌガー味やピスタチオなどの楽しみが。クリームなどのトッピングもできます。

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Berthillon | La qualité est notre passion !

ところが今やベルティヨン越えとも言われる「アモリーノ」。2002年に二人のイタリア人がサンルイ島で開業し、以降パリ市内に12店舗、イタリア、欧州中心に36店舗。

f:id:kotorio:20160726193428p:plain コーンの時はローズの花びら型に盛り付けてくれます。店名はイタリアらしくルネッサンス絵画の天使ですね。

Amorino - Artisanal Gelato Maker: Gelato, granitas, macaroons…

 

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高校生の頃、駅地下のジェラート屋さんに行くのが、唯一の贅沢だった。シングルでさえ280円という当時のわたしにとってはかなり勇気のいる額だった。

選んでいたのは抹茶、ゴマ、カフェオレ、ヨーグルトなど。カロリーを気にして、ヘルシーそうな味ばかり。一人で年に二回か三回、食べにいったと思う。

一緒に食べる家族や友達が欲しかった。誰かと食べるジェラートは、人を笑顔にしてくれる。いつかお腹いっぱい、食べることのできる日が来るのだろうかと思っていた。

もうあのお店も、わたしがジェラートを食べることも、無い。

夏になり冷たいジェラートを思い出すたび、どこかほろ苦い味がする。