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Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

フランスの味を日本でもーー2017おすすめガレットデロワ3選

14世紀頃から続くフランスの伝統菓子「galette des rois」(ガレット デ ロワ)。1月6日(公現祭)に家族で切り分け、中に入っている小さい陶器の人形「フェーヴ」が当たった人が王様、王女様!王冠をかぶってその場の皆から祝福を受け、幸運が1年間続きますよ、という「縁起ものスイーツ」です。

日本でも洋菓子店や仏系パティスリーでだいぶ浸透してきた感があります。三が日、あるいは成人の日など、家族や友人と集まる際の差し入れやお年賀にもぴったり。

お店によって、中のアーモンドクリームやパイ生地の風味、表面のクープと呼ばれるひだに特徴があります。

パリの今年の様子はいつものように明日のフィガロ紙の「今年のガレットデロワ番付」特集を待ってお届けします!今日は、日本で販売中の、本場さながらのガレットデロワから、幾つかご紹介させて下さい。お気に入りのガレットがお買い求めになれますように。

1)まずは東京で人気の「ジョエル・ロブション」

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 2017年 ガレット デ ロワのご案内 » Joel Robuchon

小サイズには通常のフェーヴが、大サイズには「ガストロノミー ジョエル・ロブション」の肉料理をモチーフにしたオリジナルフェーブと王冠付き。ジョエルさんちの「ガレットデロワは、粒のアーモンドが入っていて、フェーヴは別添えで。

2)エシレ バターたっぷりの「 エシレ」

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インフォメーション - エシレ・メゾン デュ ブール

エシレさんちのバターをふんだんに使ったパイ生地で焼き上げられた贅沢なガレット・デ・ロワ。「アンヴェルセ」というバターに生地を折り込む製法で作られており、高品質のバターがひときわ引き立ちます。こだわりのフェーヴは可愛い牛さん。あれ?トリさんじゃないのーー日本のデロワ、その年の干支が入っていたら楽しいのになぁ。

3)文句無しの大御所「ピエール・エルメ・パリ」

Galette des Rois 2017 | The Journal | ピエール・エルメ・パリ -PIERRE HERMÉ PARIS-

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エルメさんちのガレット・デ・ロワは、バター生地で小麦粉生地を包み折り込んでいく「逆折り込みパイ」製法。ローズ、ライチ、フランボワーズの3つのハーモニーが絶妙に折り重なった「イスパハン」は逸品。ディテールまでこだわった美しいフェーヴは、ニコラ・ビュフの手がける限定品。展開中のアート「太陽と月の王国のものがたり」に登場するキャラクターがモチーフとなっているそう。

《今日のひとこと》エルメさんちのフェーブルはなんと本物のセーヴル焼。18世紀、ルイ15世やポンパードール夫人の後ろ盾で最盛期を迎えたフランスを代表する高級磁器で、ロココ様式による華やかな装飾が特徴です。素焼き伝統技法のフェーヴ、集めてみたいですね。