Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 パリのよしなしごとを徒然なるままに

ダマンさんちでフランス紅茶を「DAMMANN FRÈRES (ダマン・フレール)」

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かつて「王の広場」と言われたヴォージュ広場。ヴィクトール・ユゴー記念館や画廊が並び、回廊にはレストランやカフェのテラスがひしめく、パリの中でも特別優雅な一角です。その中でひときわ目を引くシックな紅茶専門ブティックが「DAMMANN FRÈRES (ダマン・フレール)」。

1692年、ルイ14世により、フランス国内での紅茶の独占権を許可されたことから始まった。現在では、フランスの星付きレストラン、パラスホテルも御用達の伝統ある高級紅茶ブランドとして知られています。

店内は、黒を基調とした落ち着いたちょっとスノッブな雰囲気。紅茶がかつては贅沢な飲み物だったことを彷彿とさせます。

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世界中から厳選した最高品質の茶葉を使用し、200種類以上の独創的なブランドがあります。アールグレイ系の「グー・ルース」、ベリー系フレーバーの「レッド・フルーツ」などが定番。酸化発酵させていない高価なThé blanc(白茶)、パッション・ドゥ・フルール(花の情熱)やグレート・アールグレイ。

ダマンの調合士のご自慢であるThé noir parfumé(香りつき紅茶)は50種以上で、ポム・ダムール、シャルロット・オ・ショコラ、ロシア風アールグレイ、イースター・ティ、ガリゲット苺、ブラッドオレンジ、パリやロンドン、ロシアといった街をイメージしたシリーズも。ネーミングも素敵。

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近年はBIO&健康ブームの影響で、緑茶やハーブティーが人気とか。おすすめはストレートのルイボスティー。ルイボスそのままの味を楽しみたい方に。アンチエイジングに最適なルイボスティーは、美容の最大の敵、活性酸素を抑え細胞の新陳代謝を促進してくれる効果があるそう。カフェインフリーなので、昼夜問わず、妊婦さんにも安心のハーブティーです。

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香りのテスターが置かれ、自由に嗅ぐことができます。一流店にも関わらず“ご自由にいかが”モード。重々しい雰囲気に負けず、堂々試すことができます。

テスターには種類、番号が表示され、缶入りの定番商品以外は、番号やネームで茶葉を注文します。ダマン・フレール特有の四角い缶には番号とネームが書かれていて、注文すると、店員さんが茶葉を量って袋または缶に詰め替えてくれます。缶希望の場合は、別途缶代5.50€。お茶の缶が天井まで整然並ぶ店内、いつ訪れても洗練された気持ちよい空間です。茶葉はもちろん、ティーポット、パリジャンにブームの「鉄瓶」も!あらゆる道具が揃っていてプレゼントにも最適。一度お店に入ったら時間を忘れて出られなくなりそう。

f:id:kotorio:20161230143309p:plainDAMMANN Frères DAMMANN FRERES ダマン・フレール

15 Place des Vosges, 75004 Paris TEL :01 44 54 04 88 11h-19h無休

《今日のひとこと》日本での知名度なら「マリアージュ・フレール」ですが、歴史としてはダマン・フレールのほうが古い。「フレール」はフランス語で「兄弟」の意味。ちなみにダマンさんちの兄弟は、ロベールさんとピエールさんです。

紅茶と兄弟創業は何か関係があるのでしょうか…。MBA持ってた?姉妹じゃダメなのかなぁ。